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宮尾酒造
宮尾酒造は、1819年(文政2年)創業。
―造るなら面や匂ひにかかはるな味ひこそ大事なりけり― 二代目が残したエッセンスを脈々と引継ぎ2019年(平成30年)で200年をむかえました。
十一代宮尾佳明社長のもと更なる高みを目ざし吉田修杜氏を中心に研鑽を重ねています。見えにくいポイントに手を抜かず、どの工程にも全力を注ぎこむ品質本位のひたむきな姿勢が静かに伝わってきます。ラインナップの個性やイメージが確立されており、どのタイプもそれぞれ全国的にファンが多いです。朝日連峰から流れるきめ細やかな甘味を持つ軟水を仕込水に使い、地元岩船・村上産五百万石・越淡麗を中心に兵庫県産山田錦で仕込みます。
イラストレータ・作家として活躍した故安西水丸氏は日本の銘酒事典(講談社1995年発行版)コラムに―好きな〆張鶴の純を備前焼のぐい吞みで飲む 肴は焙ったイカ―と丸味のあるラインのイラストにコメントを入れた紹介を残しています。