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焼酎
鹿児島県伊佐市大口大田に鎮座する郡山八幡神社には、改修時に発見された焼酎にかかわることが記された木片があります。1559年(永禄2年)この神社の改修があり『座主(施主)がケチで焼酎を一度もふるまってくれず、とてもがっかりした』という内容が書かれた焼酎に関わる最も古い記録です。
◯海と大陸から伝えられたと考えられる蒸溜技術
◯気候風土が影響した育ちやすい農産物
この2つの要因が合わさり時代を経て、現在の焼酎づくりのスタイルに繋がっていると考えられます。
本格焼酎は国税庁指定49品目が使用原料として決められています。原料選び、一次・二次仕込み、単式蒸溜器を使用した蒸溜方法の違いなどから大変手間がかかります。出来上がった焼酎は、原料由来の香りや複雑な風味と個性がダイレクトに反映されやすくなります。製造過程を掘り下げて行く中で上質な原料の大切さに気付きテロワールの重要性を認識して蔵元が原料を育てたり、地域農業とのつながりを大切に考え高品質の原料をつくり、活かしその特徴を個性的に表現している焼酎が際立ちます。加藤八十助酒店ではこれら要素を踏まえて本格焼酎選びのお手伝いをさせていただきます。遠慮なく御相談くださいませ。