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大洋酒造
大洋酒造は、1943年(昭和18年)国の法令指導を受けた村上税務署管内酒造業者14が新会社設立のため合併準備を進め1945年(昭和20年)下越銘醸株式会社、酒名は越の魂(こしのたま)としてスタートしました。1950年(昭和25年)“大洋のように大きく広く伸びるように”一般公募により大洋盛と改名。この時会社名も変更されました。この蔵では吟醸酒が特別であった1972年(昭和47年)から市販を始めました。1998年平田大六社長のもと仕込蔵(鳳麟蔵)の大改修による設備面の改善を進める中で2018年(平成29年)まで造りを手がけた田澤勝杜氏を中心に目覚ましい酒質の見直しと向上が図られ、鑑評会でも好成績を収めるようになりました。引き継いだ平田州杜氏の酒質設計とこれからの展開が楽しみです。これまでの取り組みが点から線に繋がり営業面でも勢いを感じます。
―晩酌をゆっくりカミサンの手料理で楽しうと思ったら、越乃松露に勝る酒はない。三六五日の晩酌はこれに限る。―
『素顔の池波正太郎』(新潮文庫)著者、鉢山亭我雪こと佐藤隆介氏の紹介文があります。